目次
プロフィールを兼ねてまとめてみました。
スポンサーリンク
【活動】
・2013〜2015 旅人のBAR B.C.FREE
・BLOG (アメブロで毎週のBARの様子を書いていました)
・2015〜現在 Spot Voice
▽【関連記事】「夢」をテーマにしたアーティストインタビューサイト【Spot Voice(スポボイ)】って知ってる?▽
▽【関連記事】「思い出をカタチに」「明日からの日常に変化を」絆を深めるオーダーメイド雑誌編集サービスとは?▽
【海図なきギャラリー】
2012年、「海図なき船出」さんのギャラリーに参加させて頂きました。
中野のギャラリーを貸し切って行われた「旅人インタビュー」の展示です。
以下、海図なき船出さんのFacebookから引用
◎旅の前は何をしてましたか?
私は中学校を卒業してすぐ、15歳のときに家を出て、友達と暮らし始めました。
無謀にも早く独立したかったのだと思います。
高校を辞め、働いてはいましたが、自由を手に入れ、自分勝手に行動し家族を泣かせていました。
心配して憔悴しきった母親の希望で1年後、仕方なく定時制高校を受験。
受験の日にまでも大好きなバンド(JUDY AND MARY)の解散コンサートを見に東京に行くから受験しない! と母親や受験会場の先生に駄々をこねるほど、どうしようもない子供でした。
結果、コンサートには遅れましたがどうにか定時制高校に合格。
定時制高校文化祭
定時制高校では本当に素敵な出会いが沢山あり、今となれば母親に感謝しかありません。
4年間一緒に過ごした仲間
4年間の高校生活を終え、二十歳の時にあてもなく荷物一つで上京。すぐに求人雑誌で見付けた寮付きの夜の仕事を始めました。
過去に、地元宮崎で定時制高校に通いながら、先輩のスナックを手伝っていたのでそこまで抵抗はなかったです。
むしろ今も繋がれている友達や先輩、お客様に出会え、気配りやマナーや常識を学べた、とてもいい経験になりました。
お金が貯まるとまずは部屋を借り、友達4人とルームシェアをし、楽しい日々を過ごしながらも、目標にしていた飲食店を地元で出すために貯金を続けていました。
ほかにもドラマのエキストラ、テレビ局の床張り等、興味のある仕事を空いている時間に少しだけやっていました(続かなかった)。
しかし2年後、自分のお店が持てる貯金額に達したとき、どこかで「まだ違う、経験しなきゃ」と感じたことを覚えています。
◎どこへ旅をしましたか?
(エジプトのピラミッド。出発時間に起きてしまいすっぴんスエットで参加。※言い訳ですが私服ではありません。)
国内旅行は行きたい時に行きたい場所へ計画を立てずに行っていました。
名古屋の帰りにふらっと熱海の旅館に1人で宿泊し、バイキング会場で周りはみんなでワイワイしている中、1人お酒を飲んだり、パワースポット「高千穂峰」に、勝手に呼ばれている気がして、すぐにレンタカーを借りて往復8時間かけて1人で行ってみたり、前日に誘われた「屋久島」へ、縄文杉を見に最高な旅人達と往復9時間歩いて見に行ったり、朝、目が覚めて一緒に住んでた友達と「綺麗な海」を目指し石垣島へ、スカイメートを最大限に活かした旅をしたり。
今は計画を早目に立てれば立てる程、安いチケットはいくらでもありますが、計画性の無い私の旅ではスカイメートが大活躍してくれました。
行った先々では細かな計画を立てず、BARに行き、情報収集をして、未知な世界にわくわくしながらゆっくり自由に街を探索するのが好きです。
初の海外旅行は20才の頃、サンフランシスコへ10日間。
それから22歳の時に「これだ、今しかない!」と、気になっていた世界一周の船旅へ貯めていた貯金を叩いて乗りました。
船に乗るのを決めたのは出航する一ヶ月前。どこに行くのかも把握していない状態で乗りました。
寄港地に滞在する時間が限られているこの旅ばかりは、ちゃんと調べておけば良かったなと反省しています。
見た事のない世界を周りながら、毎日大好きな海を眺め、毎晩自然に集まってくる仲間とお酒を飲み語り、世界一周の船旅は今も私の中で、とても大きな分岐点です。
思い出も知識も夢も仲間も、これだけ短期間で得られるものが多い「旅」。経験と仲間は財産です。
世界一周を経験して、いろんな場所に住んでみたくなり香港、八丈島、沖縄、東京、中国へそれぞれ移住しながら旅をしました。韓国や台湾にも旅行しました。
◎1番印象に残ったエピソードは?
たくさんありすぎます! エピソードというよりは、世界や日本の街並みの違いがとても印象的です。それぞれの街にそれぞれの文化や言葉があって、世界の大きさや闇な部分も見えてきました。
いろんな感情を抱き、世界は思っていたよりも面白くて、思っていたよりも目を背けたくなる現実が多いことを知りました。
今迄の自分の生活がいかに恵まれていたか。当たり前の事は当たり前じゃない。
それに改めて気付いたとき、何事にも感謝出来る様になりました。
常に感謝の気持ちを持てるようになると、気持ちも穏やかになり、自然に相手の気持ちを1番に考えたくなる、まだまだですが優しくなれた気がします。
それと共に、自分の中の嫌だった部分が少しずつ無くなり、犬猿の仲だった母親とも今じゃとても仲良しです。
「恩を受けたら次の人に渡しなさい」
それを踏まえて、それでも苦労して育ててくれた母、1番に恩返ししたい人です。
旅を経て、感じ方、考え方が変わり、成長を感じられたことをとても嬉しく思います。
◎今どんな仕事をしていますか?
中国の内陸部「成都」という街で日本人向けの飲食店の経営、管理の仕事をしています。まだまだ未熟なので修行のようなものですが。
人材のマネージメントは、国の文化や考え方が驚く程に異なるので、苦戦してしまうことも多いです。
「考え方の違い」を理解出来るようになるまでは、本当に悩み勉強しました。
その中でも仕事のパートナーとは、お互いがお店を良くするために朝までミーティングをしたり、意見の言い合いになったりと、理解し合うまでとことん同じ時間を過ごしてきました。
人前で泣きたくない私達が、伝わらない悔しさで初めて涙も流しました。嫌な自分が出てきたこともありました。
異国の地でのプレッシャーもあり、やり方も伝え方も分からないまま、がむしゃらに仕事をしていたのだと思います。
今ではお互いのことを理解し合え、話さなくても通じ合うことができる、最高のパートナーになれました。
また、開店当初はお店の立ち上げから買い出し、雑用、メニュー作り、インテリアなども任せて頂きました。
いいことばかりではないですが、全体を客観的に見渡しながら、経営者の立場として物事を考える事が出来るのでとても勉強になります。
そして、これから1番伸びると言われている可能性溢れるこの街で、仕事に関わる事が「経験」としてとても楽しいです。
◎その仕事に旅の経験や知識をどのように活かせていますか?
中国というと、上海や北京等は有名ですが、内陸部の成都は日本人も少なく知名度もまだまだ低い街です。そんな街に躊躇無く飛び込めたのも、旅を経ていろいろな国を見てこれたからだと思っています。
旅のいろいろな経験を活かし、何が起こるのか「想定」をできる様になりました。
例えば、香港生活の経験を活かし、シャワーから茶色い水が出ても「想定内」。
街にドアの無いトイレがあっても、まぁ、まぁ、「想定内」(笑)。
この間、誕生日会のあと、一緒に暮らしている友人と深夜、全身ケーキまみれでおうちに帰ると、ドアノブが盗まれていて一日中部屋にもお風呂にも入れないということがありました!
それも「想定内」と割り切ることで笑い話になり、生活も仕事も心から楽しむことができています。何事も楽観視できるようになりました。
そして「人と人は言葉が通じなくても気持ちを伝え合うことができる。」もちろん話せた方がいいですが、これも旅で学び活かせていることです。
ほかにも世界一周を終えたあと、添乗員の資格を取り高校生の修学旅行に同行させて頂いたこともありました。
旅の学びは本当に多いです。
考えるよりも経験が全てです。
世界を旅して、見たい世界が広がり、住みたい場所に住む。そこにはかけがえのない出会いがたくさんありました。
出会う人達と繋がることでまた新たな喜びや可能性が生まれてくる。人との出会い、繋がりこそが人生で最も重要で幸せなことだと感じています。
人生一回。一期一会。
もっとたくさんの大人達が束になり、目を背けたくなる現実に向き合い、世界中の子供達が夢を描ける「未来」をつくるためにまずは「知ること」、そして「動き伝えること」が大切だと思います。
ものすごく遠回りをしたし、タイミングを逃したり、大切なものを無くしたりもしてきたけど、きっと本当のタイミングは「今」。
「未来は自分で変えるもの、自分でしか変えられないもの」
いつも忘れず生きていきたいです。(2012・きゃし)
(海図なきギャラリーより)
スポンサーリンク
【THANKS】
◆田舎フリーランス養成講座についてインタビューして頂きました。
◆Spot Voiceクラウドファンディングページ。たくさんの方にご支援いただいて本当に感謝しています。
◆クラウドファンディング中、友人「カルロス」がブログに書いてくれました。
◆移住について取材していただきました。
▼Q「恋愛」「人生」「ダイエット」についてのリアルなアンケート▼
▼5人の子どもを育てる2人のママが答える子育て相談サイト「ママ2(ツー)」▼
▼人生は考え方次第で幸せにも不幸せにもなれる。知らないと怖い「思考のおはなし」▼
▼Spot Voice▼
More from my site

きゃし

最新記事 by きゃし (全て見る)
- 3年以上付き合った経験のある男女29人に聞いた恋愛で長続きする秘訣① - 2019年6月24日
- 男性100名に聞いた「彼女に作ってもらいたい手料理は何ですか?」男性ウケ間違いなし! 男性の好きな食べ物BEST10。 - 2019年6月8日
- 人生を変えた本50選! 30才以上の方50人に聞いた「人生を変えた本!」& 「20代の自分へのアドバイス」 - 2019年5月23日
- 糖質制限【糖質オフダイエットの魅力】体重を50キロ減らした男性と、10キロ減らした男性からダイエットのアドバイスを貰った話。食べていい食事メニュー - 2019年5月23日
- SHOWROOM前田裕二さんの「人生の勝算」を読んだら成功していない人の6つの共通点が見えてきた - 2019年5月21日